海外での生産には大きなリスクが伴う。今回の尖閣問題ヤバイ

インドのマネサール工場では7月18日に労働者の暴動が発生し、
 
同日以来生産を停止している。この暴動では1人が死亡、
 
100人以上が負傷した。
マルチ・スズキのバルガバ会長は記者会見で、
 
ハリヤナ州警察が安全確保のために500人の武装した
 
警察官を派遣することを明らかにした。
 
マルチ・スズキも警備員を100人増強する。

 
アナリストの試算によると、生産停止により
 
マルチ・スズキが被った損失は1日当たり約1500万ドル
 
同社の1カ月の操業停止により、
 
スズキの営業利益は、約60億円(7610万ドル)目減りする計算となる。
 
これは年間の営業利益予想の5%に相当する。

 
インドでは正規雇用者の解雇が法律上難しいことから
 
多くの企業が契約社員を雇う傾向があり、労使問題の根源となっている。
 
バルガバ会長によると、マルチ・スズキは暴動に関する調査に基づき、
 
500人の正社員を解雇。9月2日から新たな従業員を採用し始める。ただ、
 
今回の暴動を受け、十分な労働力の確保は
 
困難になるとの見方も出ている。インドのスズキでは、正規雇用だと
 
日本円にして月7000円で正規社員だと21,000円ぐらい
 
らしい。いずれにしても安い。
 
ただ、原発ではないが表面上は安く見えても、たとえば中国内生産リスク
 
は以外と大きいかもしれません。それがインドの去年の大洪水も含めて
 
顕在化し始めている。結局は、いくら賃金が安くても
 
生産できなければ意味はない。
 
一回投資したら、中国は返してくれませんよ。
 
あのゴリ押しを見たら、怖くて中国では生産できませんね。
 
製造方法を盗まれるだけです。
 
今回の尖閣問題で、はっきりし始めましたね。