以前、円高も円安も日本経済には関係ないと書きました。

以前、円高も円安も日本経済には関係ないと書きました。
 
奇異なことを、言いますすねとコメントが入ってました。
 
本意を理解してもらえなかったと思います。
 
外国為替をやっている人ならば
 
分ると思いますが、ゼロサムと言って
 
結局は、プラスマイナスゼロと言うのが
 
為替です。円高が、悪者になっていた
 
風潮でしたが、今度は、円安が、
 
色々値上がりするから困ると悪者になりそうです。
 
安倍総理が、円安が株高に結びつき年金運用で3兆円
 
の利益が出ているので良いことだ言うのです。裏返せば
 
確かに、今まで、年金運用が大赤字こいてましたからね。
 
しかし、年金運用が、そこそこうまくいったとしても、
 
悪い物価上昇が起こったら、おそらくOUT帳消しです。
 
政府が、言う通り、『年金制度は存続する』と
 
私も思いますが、その年金では食べていけない
 
と思います。又健康保険制度はおそらく金持ちしか
 
利用できないようなものに変貌しそうです。一例として
 
風邪の場合の自己負担額を、7割にするみたいな法案
 
も、要するに病気の種類によって、自己負担額が変わる
 
様な法案も考えられているようです。そうしないと
 
健康保険制度がもちませんよと国民を脅してきますね。
 
市場(株式)には『株の高いは七難隠す』と言う
 
格言があります。株価上昇だけに目が行き
 
結局、色々問題があるにも関わらず解決
 
しないで『景気が上がった上がった』
 
となってしまうのです。
 
おそらく、その繰り返しが、失われた25年でしょう。
 
今までも、いわゆる3本の矢の内の2本目まで
 
はうってきました。結局、今回、第3の矢は、労働者の
 
解雇を容易にする規制改革か?最悪!お笑いですね。
 
あと、笑える言葉『デフレマインドからの脱却』
 
マインドですから、まあ、気持ちの問題である
 
と言っているのだから、確信をもっていない。
 
正直、不確かな政策しか打てないでしょう。
 
最近亡くなった、サッチャー元首相が
 
おこなった『イギリス病退治』も結局は駄目でした。
 
おそらく、資本主義国で、先進国で起こる
 
すべての経済事象は、
 
おそらく解決できないことになるのでしょう。
 
私は、共産主義者ではありませんが
 
マルクスがおこなった資本主義経済の
 
問題点への指摘は、きわめて的確で
 
まさに、マルクスの時代にはなかった
 
グローバルな動きも含め正しい。