年金額が減額されていくハッキリとした理由(社会保障制度の崩壊)
現在、年間で54兆円の年金が支払われる。
しかしながら、積立金は140兆円しかありません。
確かに現在徴収されている年金保険料から支払われて
いるので、何とか凌いでいますが、実体は、自転車操業です。
元々、国民は自ら支払った以上の給付を受ける事ができる
前提になっています。すなわち税金の補填が前提になっている。
しかし、お国は、その税金の補填分をきちんと積み立ててこなかった。
今、必要とされる積立金は、1500兆円位必要なのです。実際は十分の一
の140兆円です。
当然、足りなくなります。そこで、まずあらゆる方法、たとえばパートタイム労働者
も保険適用にするといい年金保険料を徴収する。また積立金を運用すると言って
株に手をだす。
そして2018年には、本格的にマクロ経済スライドを発動して、
年金給付の減額を画策しています。
また、介護保険料の支払い年齢の引き下げを行う方針。
消費税の増額ばかりが、議論の対象になっていますが、
この国の財政はとんでもないことになっているのです。
来年度予算の国会での議論は、枝葉末節ばかりです。
根本から、方策を検討しなければならないのです。
このままでは、健康保険はほぼ壊滅、介護保険は、まちがなく壊滅
年金制度は、減額につぐ減額で制度は一応維持する。
ここ10年で、団塊の世代がどんどん年金時給者になっていく。
残念ですが、色々な社会保障制度、おそらくは、ほぼ壊滅します。