簡単な経済その六

もう30年以上前(1973)に、民間のシンクタンクであるローマクラブから「成長の限界」という、報

告書が出ている。人口、経済、資源、環境破壊、軍備拡張などの全地球的な問題に対処するための報告書

です。そんなに前から、人類が、生き残るためには、どうしたらいいのか、考えていたのだ。しかし、結

果あんまり良い方向に向かっているとは、思えない。一回得てしまった便利を、人はなかなか捨てる事が

できない。私自身も含めて。景気の回復は、基本的には、人々の購買力のUPが、必要、大量消費が必要で

ある。売れると、又それを造る為に投資が起こり、雇用者が増え、お金を使う、景気回復の好循環であ

る。これが、地球には、極めて悪い。毎日毎日、日々暮らす中に、忙しくてそんな事は遠い未来のように

思えて。又無駄なものを買い、ゴミをたくさん捨てる生活を続けてしまう。「足るを知る」これが、重要

だ。  現代の経済でこれを言ったら非国民と呼ばれるのか!