小欲知足

普段のテストで30点しか取れない

子が70点取ってきました。親は喜びますが、

『今日の平均点何点だった?』と聞きます。

平均点は80点、いきなり、親ガッカリ。

100点取っても、『100点何人いたの?』

100点が10人いたと知ると、この100点

価値ないね。

結局、他人との比較が問題なんです。

僕たちは、欲望が満たされると幸福になれる

と思っています。

たとえば、年収1千万円欲しいと思って

いる人は、年収5百万円だと、半分の幸福

、1千万円の年収が得られるようになると

100%の幸福かというとそうでは

ありません。

『やつぱり5千万円ぐらい年収ほしい』となります。

しかし、実は、欲望の充足は幸福への道ではない。

しかし、現代は自分も含めてですが

新しいパソコンが欲しい。新しい車が欲しい。

いい洋服がほしい。欲しいものにいとまが無い。

市場原理主義の、現代資本主義は、


人に欲しいと思わせるようにする

ありとあらゆる手段を尽くすようになっている。

どこで線を引いて、満足するかひどく難しい。

足るを知る難しい!


もう一つ、21世紀、裕福な国の

一つに数えられている日本において、
『オニギリ食べたい』と言って

餓死する人がいる。恐ろしい!