100年たったらほとんど皆いない。


いつも不思議に思う

ナチスユダヤ人を

虐殺してからまだ100年たっていない

あの理不尽なときから。

また広島・長崎のあの

理不尽な時から。

今この時(2008.2.25)から100年たったら

ほとんど今生きている人は

死んでいる。

不思議だ。

今この同じ時に生きるすべての

人たちに、何か同じ船に乗っている

親近感がある。

しかし、呉越同舟というのもあるか。

やはり、今目の前に見えている

ものも、100年の時間軸(じかんじく)

を考えると、ある意味「幻」なのだ。

「幻」であるなら、なにかに、こだわり

なく生きていけるかもしれない。

よし、恥ずかしいことも、

ありとあらゆることも

越えていくことにしよう。

もしかしたら、人類さえ100年後

には消えているかもしれないのだから。