アインシュタィンの手紙

手紙は1954年ドイツ語の手書きで書かれた。

アインシュタィンは自宅でユダヤ教を学びつつカトリックの小学校

に通ったが「神という言葉は私には人間の弱さの産物という以上の意味はない」

ユダヤ教は他の宗教同様、極めて子どもじみた迷信の権化だ」などと

書いていた。しかし自分がユダヤ人であることは「喜び

であり、その精神性に深い共感を抱く」これは、

ある哲学者に送った手紙で、競売で落札約160万円位らしい。

さすが物理学者。そして、理不尽なアウシュビツッを経験した

ユダヤ人です。神がいたならば、あんな虐殺は起こるはずもない。

論理的な物理学者は、そう考える。

私もそう考える。しかし、しかし、自分の幸せは自分で

決めることは、可能なのではないでしょうか?

これは、フロイトユングなどの心理学の世界なのかな。

おもしろい話がある、ある科学者が、ある僧侶に「極楽浄土は

何処にあるのですか?東経何度にあるの?」

僧侶曰く「あなたの心の中にありますので、地図では特定

できません」と答えた。

アインシュタインにも答えられない問題もある。

新聞に載っていたアインシュタインの手紙を読みながら

そんな事を考えていた。

こんなことを考える私は、やはり、理屈ぽく、いやな野郎なのかな。