仏教は宗教ではない

私は、どこの宗教団体にも、所属はしていません。仏教関係の本を、読み出したのは、母が、病気で死に

、次の年、父も亡くなってしまいました。いつたい死ぬとはなんぞやと思った時からです。


キリスト教にはバイブル(聖書)があります。仏教は、八万四千の法門と言われるが如く、根本規範みたい

な絶対的なものは、ない。包み込んでいる中身が真実(諸行無常など絶対的法則に基づく)であればいろん

な形の仏教はありうる。まさしく十人十色。本当は、柔軟な考え方を許容する哲学だと思う。しかし、一

般に日本人に、「仏教とは」とたずねれば、葬式、法事、祈祷などを思い浮かべるでしょう。実際、お寺

は、僧侶がこれらの儀礼を行う事によって経済的安定えている。これは、仏教ではなく仏教文化です。

釈尊の悟り、苦からの脱却と言う本質からは離れています。

実はこの本質にこそ、21世紀の全世界を、救う貴な重考え方(哲学)なのではないでしょうか。