理想と現実

舛添厚生労働大臣も最初は、理想に燃えて
大臣になったと思う。
しかし、今では現実の法律を施行するための代弁者・履行者
にすぎなくなった。理想を捨ててはいけない。

理想は高く持つべきだ、高くもって頑張っても実際は、
その何パーセントかを達成できるか?それが、現実とよばれる
ものだ。

ただ最初から理想を持ち合わせず、ただ政治家としての名誉や利得に
関心をもつにすぎない政治家は多い。

もし、理想高き政治家が、ちゃんと、この戦後60年あまりの期間を
使って日本国を理想に近づけていたらこんな国にはなっていない。
先見性というものを全く感じない。

年金にしても、介護保険にしても、後期高齢者の健康保険に
しても、こうはなっていなかったはずです。
私は、あえて、官僚は責めない、なぜならば、国民の負託を受けた
政治家がコントロールしなければいけないからだ。

大事なことは、その政治家を選んだ国民に実はある。
なぜか、日本人には理想というものがない。
国民を反映しているのがその国の政治家だからだ。

他人事ではないことに、気がつかなければ
10年もたたないうちに日本は最低な国になる!
もう予兆はでている。安易な現実肯定や妥協はやめて
理想について考えていく必要がある。


物の値段が上がったとか、消費税がどうした
ではなく、年齢にかかわらずにおこる最近の
不気味な犯罪これも予兆の一つだ――。
政府を批判していただけではなんにもならない。