無力な日本憲法とグローバル経済


憲法第38条何人も、自己に不利益な供述を強要されない。

2 強制、拷問もしくは脅迫にによる自白又は不当に長く拘留もしくは

拘禁された後の自白は、これを証拠とすることができない。

3 何人も、自己に不利益な唯一の証拠が本人の

自白である場合には、有罪とされ、又は刑罰を科せられない。

これが、憲法38条です。

これが、守られているのであれば冤罪はない。

憲法二十五条 すべて国民は健康で文化的な

最低限度の生活を営む権利を有する。

これが、守られているのであれば

なんでホームレスが野たれ死ぬんだ。

未来へ、憲法の精神をつなげるべく

渾身の努力を、日本人は、しなければならない。

 
以前に書いたブロクでも、私は、この疑問をぶつけた。

しかし、年金問題について政府の対応の悪さ、ワーキングプアー、

医療の崩壊状態を見るにつけ、憲法二十五条は守られず。

また、警察や司法の杜撰な捜査などから、冤罪を生みだしている。

やはり、国内でさえ憲法は守られす゛、

日本国は、残念ですが法治国家とは呼べない。

また、たとえ法律があっても食品偽装など次々起こる。

法律だけで止めさせることができないものが、

人々を突き動かしている。これが、経済(競争の原理)とよばれる怪物で

あることに、気がついていなければならない。

これは、日本国が、一国では制御できず日本国憲法なぞまったく

力が及ばないものなのです。投機マネーによる原油高騰他。

すみません。これについては、超悲観的です。

資本主義は利益を追求するシステムになっているからです。

利益を追求するシステムとは、人間の欲望にいかにたくさん

火をつけるかという話なんです。たとえば「ブランド」これなぞは、

いかに、商品を高く売りつけるのかという話なんですよ。

経営学を勉強した人間なら、常識なんですよ。

「ブランド」好きな人はある意味、、商品を高く売りつけられる

馬鹿たれという意味なんです。

いつの間にか、憲法から経済の話に変わりましたが

現在、経済が主役で、経済が新たな法律をつくらせ、

人々の日々の暮らしさえ左右する時代になったことを、

肝に銘じて生きて行かなければ

なりません。本当に厳しい事態になっているのです。

おそらく5年後には、今とは違う生活様式になっている可能性は

かなり高いのでは。

ダイエットなんぞは笑い話になるかもしれませんよ。

あるTV番組でやっていたのですが、アフリカのある国の話です、

1日に19時間の労働時間で賃金170円、睡眠時間3時間で、

食事は1食。ある村から出てきているのですが、村では6つあった

井戸が5つ干上がって農業ができず仕方なく都会に来てるのです。

雨がふらず、異常気象のための干上がりです。

不都合な真実はすぐそこですよ。

あらゆる問題は、人間の欲望をコントロールする難しさ、

すべてそこにあります。

自分自身、あと死ぬまでの時間をつかい、

欲望をコントロールすることが

できるようになれるかな?