先進国の緩和的な金融政策により世界の金融市場が混乱の恐れがある


ロイターニュースより

1.国際通貨基金IMF)が8日に公表した
  国際金融安定性報告書(GFSR)で示した試算が話題。 

2.IMFは先進国の緩和的な金融政策が、
  金融面でのリスクテイク拡大を助長しているとして、
  与信市場でリスクが顕在化した際の影響を試算。
  
3.市場で急激な調整が起こった場合、
  世界全体の債券保有高の評価額は8%超、3兆8000億ドル強減少。


4.「この規模の損失が短期間で発生した場合、
  ポートフォリオ調整や債券市場の混乱を引き起こし、
   世界規模で金融市場が混乱する恐れがある」

5.「金融緩和策は経済的メリットと、
  金融不安定化によるデメリットとの間でトレードオフに直面」