資本主義には負け組しかいない2013年5月に書きました。

くどいようですが
 
資本主義を突き詰めていくと

すべて負け組になるのが

資本主義なのです。

経済のグローバル化で目先

が変わっていますが、資本主義の

原理は変わっていないので、

水が低きに流れるがごとく

税金が安く、労働力と購買力は賃金の低い方(国)に

流れます。

先進国の技術のある会社が、生産設備を用意

するので、労働者が

学習されていなくても

ほとんどの商品は造る事が

可能な時代になっているからなのです。

そして、その労働者たちには、年金もなく

健康保険もないため低廉な労働力になりえるのです。

もう日本人には、そのような仕事はきません。

結論を言うと、日本国民の経済市場としての

価値は下がり、もう上がることができなくなっている。

日本国内だけで、事業をやっている企業は

すべて負け組になるのです。

それは、日本国民の所得の減少は止められない

状態にあるからです。


アベノミクスでは、日本人労働者賃金に

見合う、オンリーワン商品とかブランド化

とか言ってますが、
 
残念ながら、ほぼたわ言ですね。

ただし、総理大臣を安倍さんがやろうが、

だれがやろうが、資本主義経済の

仕組みの下に、もう変えられません。

経済学者のトマ・ピケティさんの言うとおり、

格差が拡大していくのが、

資本主義の当然の帰結なのです。

累進課税強化や資産課税などは分りますが

国際間にわたる、資産隠しを防ぐ手段などについては

現実的ではないと思います。まあ、無理ですね。