雨にも負けず
宮沢賢治の「雨にも負けず」の中にある一節
「あらゆることを、
自分を勘定に入れずに
自分を勘定に入れずに
よく見聞きし、分かり、
そして忘れず」
そして忘れず」
宮沢賢治の雨にも負けずを読むたび
これって、仏陀の教え「八正道」そのものだと感じる。
もし、第三次世界大戦が起きたら
恐らく「渚にて」という小説のようになるのは
間違いないと思う。この小説は映画化されています。
北半球で起きた核戦争。被害が直接的には無かった
南半球にある、オーストラリアにも、放射能が
ひたひたとやってくる。
そして、印象的だったのは、最後のシーンです。
誰もいない大通りに垂れ幕があり、そこに
「時間はまだある、遅くはない」と書かれていた。
よく見聞きし、分かり、そして忘れずに、正しい行動を
とる必要がある。(雨にも負けずの一節の如く)
「時間は意外と少ない」のかもしれない。