葬儀屋仏教

現在の日本における仏教は、葬儀屋仏教と呼ばれる。

「坊主丸儲け」などといわれる言葉もあるくらいだ。

最近は、弁護士でさえ、食うに困る時代がきている。

そしてまた、檀家離れのためお寺も、

非常に厳しい台所事情になっているらしい。

僧侶も、免許をもっていても、

お寺をもてずに派遣で生活している人もいるらしい。

お寺経営のため経営学を学ぶ時代が、やって来ている。

確か、一休さん、厳しい修行の後、僧侶免許である印可状さえも拒み

一僧侶として、仏教の教えを説いて回っていた。

おそらく一休さんの時代においても、僧侶としての地位をあげ
 
托鉢などせず偉そうな顔をして、
 
仏法を説いていた人は、いたのだと思う。
 
仏陀は、すべての人が僧侶のような生活をせよとは言わす。
 
なぜなら、皆が僧侶になってしまえば

誰もご飯が食べられす゛困る事になる。当たり前のことだ。

しかし、仏陀は、世俗の人々が煩悩(悩み)を持った時、

施しを受けながらも、世俗の人達に、道標をしめすことが
 
必要だと考えたのだ。

仏陀は、柔軟な考えを持ち、極端なことに走ることはなかった。

簡単な事に見えるが、これが実に、難しい。