人の幸せは十人十色

約2500年の昔

実は、人間には悩み(煩悩)が、あつた。

しかも、その悩み(煩悩)は現代人のそれと、本質的には

まったく同じものであり、2500年前の人も現在の人も

悩み苦しむことは一緒であつた。

仏陀は、考えた、その苦しみを生み出している素は何かと?

それは、まず、自分自身の心に起因していると看破した。

人の幸せは十人十色、人それぞれにより、違う。

たとえば、あすこにあるあの物が欲しい。しかし、
 
それを自分のものにできない

そこに苦が生まれる。

あの人が好きだ、しかし、
 
こちらを振り向いてくれない。

そこに苦が生まれる。

よく考えてみる。その苦はすべて
 
自分自身が生み出したものだということ。

又、生老病死これは、
 
自分が生み出してはいない
 
ので避けられない。

しょうがないこと。

しょうがないことがある事を、
 
自分の中に取り込み、分かり、それを、

飛び越えてしまえ。この様な事を2500前に考え
 
、飛び越えてしまった仏陀

そこに凄さ感じた。これは宗教というより思想哲学

いくら偉そうな事を書いても、
 
私は、自分が生み出した小さな苦さえ

コントロールしていない。

この事実は、今のところ、変えられていない。

手塚 治先生が、書いた「ブツタ」
 
結構やさしく書かれていてわかりやすい。