働く貧困層

前回、アメリカの真似をしてはいけない。と書きました。某テレビ局でワーキンクプアーについてやって

いました。ワーキングプアーは、偶然生まれてきたのではなく、資本主義では、必然として生まれてきま

す。究極の資本主義に、近づいているアメリカ合衆国。競争の原理が、すべてを焼き尽くす。

まだまだ、働く貧困層は続くし、拡大します。資本主義は、利益が、最終目的であり、評価基準です。

当然、人件費削減するシステム当たり前なんです。しかも、その、システムは全世界に水面の波が波打つ

ように伝わって行きます。企業は人間の欲につけこみ、刺激し、物を売り、サービスを売る。

しかも、その人件費をいかに削減するか、マニュアルをつくり、誰がやってもできる様ににする。

ですから、人か゛何か技術を身に付けることなく、次々職を変えていかなければならない。

なんだか、フリター、ニート(この人は労働しないから関係ないのかな?)は生涯賃金が不利だから、

そうならない様にと、高校生に講座を開いているのを、テレビでやってました。しかし、

それは、チョツト違うと思う。なぜなら、それを生み出しているのは、資本主義の賃金削減

システムなんですから。下流社会という言葉はキライです。それを生み出すシステムを確実に

できあがっています。製造業に関してはすでに、外国(中国、その他)に賃金が安いという理由で

シフトが変わっていますね。ですから、日本一国で、どんな法律、政治その他諸々を行っても

現状を打破することは無理なことに気が付かなければなりません。(経済原理)

企業は、法人税を甘くしても、もっと甘い処があり他の条件などが揃えば、人口減少で市場として

魅力のなくなった日本市場よりも、他にシフトしていくのは、経済原則として自明の理といえます。

ここで、先に書いたことを、自分のなかに、それを入れ、分かり、忘れず、肝に銘じ生き方を、

考えなければなりません。政府は、ほとんど、働く貧困層を解決するには無力です。

何回も言いますが、なんとも、経済原理なんですから。これは変えられません。

市場競争原理を理解し、なるべくして、現在の状況(ワーキングプアー)になつているを

理解しなければなりません。もう一つ、今日の新聞に出ていた自動床掃除機、また、

最近、セルフのガソリンスタンドも増えている。人の働く場所がまたまた減ってゆく。

人生には勝ち組、負け組だけなんでしょうか?寂しいよね